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【最新版】海外転職する方法と手順は?流れや成功するコツも!

海外転職ってどうやってするの?

海外転職したいけど、何から始めればいいの?

海外転職をしてみたいけど、具体的に海外転職するためには何をしたらよいかわからない人も多いと思います。私自身、海外転職をしたいけどまず何からすればいいかわかりませんでした。

そこで、本記事では海外転職の方法や実際の流れについてわかりやすく解説していきます。私自身が体験してみて感じたことも合わせて紹介しています。

  • 海外転職の方法と手順
  • 海外転職の流れ
  • 海外転職を成功させるためのコツ
目次

そもそも海外転職はできる?

結論、未経験でも海外転職可能です。「海外で働いたことがなくても海外転職できるの?」と疑問に思う方は多いと思いますが、求人によっては未経験を募集している案件もあります。例えば海外転職サイトで、下記のような求人が未経験でも可能となっています。

未経験OKの求人例

・営業マネージャー候補(マレーシア)
・設備メンテナンス(フィリピン)
・介護福祉系の事務職(中国)
・日本語クラスの講師(オーストラリア)

日本で働いていた職種、または大学で専攻していた分野においては待遇のよい転職ができる可能性が高いです。日本で身に着けたスキルや知識があれば、そのスキルを海外転職活動に有効活用しましょう。未経験の方でも求人自体十分あるので、諦めずに挑戦しましょう。

海外転職にはどんな方法があるの?

海外転職には、下記4つの方法があります。

  • 海外の企業で現地採用される
  • 海外にある日本の企業で現地採用される
  • 日本の企業に転職して、海外駐在員として海外移住する
  • 留学した後に、現地で就職する

それぞれ解説していきます。

海外の現地企業で採用される

海外の現地企業に直接応募するという方法です。働く場所や内容、条件など自分で吟味し選ぶことができます。しかし、多くの海外現地採用は実力主義で即戦力を求めることが多く自国出身の求職者が優先されるため、現地人と同等以上の語学力とスキルが必要となります。

難易度が高い反面、日本人が少ないなどより国際的な環境で働ける可能性があります。給与も現地基準で設定されるため、語学力に自信がありキャリアアップを狙いたい方にはおすすめの方法です。

海外にある日本の企業で現地採用される

日本企業の海外支社にて現地採用される方法です。海外企業の現地採用と同様、働く場所や内容など自分で選んで就職することができます。同僚は現地のスタッフになるため、日常会話レベルの語学力は必要となってきます。

海外支社にて経験を積めば、日本の本社採用に切り替え、日本に帰国しても同じ企業で働ける可能性もあります。日本から来た駐在員よりは給与基準が下がる可能性がありますが、日本の企業と海外の働き方との融合でキャリアップを目指せます。

日本で転職して海外駐在員として移住する

海外支社をもつ企業に日本で先に転職をしてから、駐在員として海外移住する方法です。日本での転職活動なので語学力にそこまで自信のない方でもチャレンジしやすい方法です。

日本からの赴任という形なので手当もつき、現地採用より給与が高い傾向があります。また、福利厚生も充実しています。反面、会社からの辞令のため行きたいタイミングで行けない、行きたい国や仕事内容を選べないなど自由度が低いというデメリットもあります。

留学した後に現地で就職する

現地にて語学や専門分野を学んでからそのまま現地で就職する方法です。語学および実務経験のどちらも自信がない人は、まず現地の学校にて勉強から始めましょう。

仕事を始める前に現地の生活スタイルに慣れておくことも重要なポイントの一つです。食文化、利便性、価値観など環境が大きく変わるため、慣れない言葉×慣れない仕事で二重にかかるストレスは苦しいものです。少しでも英語力、専門性スキルを身に着けて就職に臨めるので安心です。

海外転職活動の流れ

実際に、海外転職はどう進めていけばいいのか手順を説明します。今回は、日本から海外の企業に応募する際の手順を紹介します。

STEP
行きたい国を決めよう(6か月前)

まずは、候補の国についてリサーチしましょう。実情を知らず、住んでみたいというイメージだけで決めると後から大変です。自分にとって海外に住むうえで何が重要かを、しっかり考えておくことが大事です。

  • 治安は問題ないか(人種差別、宗教、麻薬問題などないか)
  • 政治、経済は安定しているか
  • 医療制度は整っているか
  • 日本食や日本製のものが手に入りやすいか
  • 日本との時差はどれくらいか
  • ビザ、永住権は取得しやすいか
STEP
転職サイトに登録しよう(5か月前)

行きたい国と希望条件がまとまったら、転職サイトに登録して求人を探しましょう。英語力に自信がある方は自力で英語で探すのもいいですが、基本的には転職エージェントから条件に合った求人を紹介してもらうのが一番おすすめです。

STEP
転職エージェントに相談してどんな職種が自分に合っているかを確認しよう(5か月前)

転職エージェントには、多数の海外求人が存在します。行きたい国や希望条件を伝えながら、どんな職種で探すといいのかアドバイスをくれます。基本的には、学校で学んだことや実務経験がある分野の職種だと話が進みやすいのでおすすめです。

STEP
必要書類の作成、面接の準備をしよう(5か月前)

方向性が決まったら、条件に合う求人に応募しましょう。応募をしたら、英語の履歴書と職務経歴書が必要になります。

また面接は現地で行われることが多いですが、日本からの応募であればWEBで対応してくれる可能性があります。
母国語でさえ緊張する面接なので、外国語で会話しないといけないのは尚更緊張するものです。

「なぜ海外なのか」「なぜこの国で働きたいのか」「経験をどう活かしたいか」「この国に滞在できるのはどれくらいか」など最低限のことは答えられるよう準備をしておきましょう。

STEP
面接を受けよう(4か月前)

準備してきた内容をもとに、自信をもってアピールしましょう。面接では自分のとを知ってもらうことも大事ですが、同時に労働環境や条件を確認する場でもあります。下記のような項目は確認するようにしましょう。

  • 業務内容、給与、残業、休日などの条件面
  • 上司や同僚の雰囲気
  • 国籍の多様性
STEP
渡航の準備をしよう(3か月前)

内定を承諾して就職が決まれば、渡航の準備をしましょう。

  • ビザの申請(1か月以上かかるため一番最初にやりましょう!)
  • 航空券の手配、引っ越し準備、税金や年金の手続き、現地口座開設など
  • 初期費用(50~100万円)の準備
  • ワクチン接種、健康診断、PCR検査など
  • 英語の勉強
STEP
いざ、渡航!

不安もあると思いますが、ここまで来たら勇気をもって飛び立つのみです!応援しています!

海外転職を成功させるためのコツ

海外転職を成功させるためのコツは、下記の通りです。

  • 英語の事前勉強をする
  • 日本で学んだこと、実践経験を活かす
  • 給料や待遇を事前に確認しておく
  • 本当に自分のやりたいことかをじっくり考える

英語の事前勉強をする

はじめからビジネスレベルで英語を話せなくても転職はできますが、現地で生活する上で日常会話レベルの英語力はあった方が苦労しません。買い物や飲食店での注文、インフラ周りの手続き、銀行や病院での受付などコミュニケーションが取れないとトラブルになることもあります。

仕事においては業種によって語学力がなくてもチャレンジできますが、仕事の幅はどうしても狭まります。会話は実践量も重要なので、出発までの時間を最大限使って、単語や文法など日本でできる学習はしてから発ちましょう。

日本で学んだこと、実務経験を活かす

語学力においては、現地のネイティブにはもちろん劣ります。しかし、日本での専攻や実務経験・日本語力も活かせる仕事であれば、それが強みとなります。

特に技術系など、専門的な知識や経験があれば尚良いですが、なくてもコミュニケーション力や折衝力、マネジメント力など「ここが私の強みだ!」と言えるところを一つは把握しておきましょう。

給料や待遇を事前に確認しておく

選考に合格することをゴールにするのではなく、実際に働くことを想定して待遇面は内定承諾前に確認しましょう。給料や待遇を理解しないままサインをしてしまうと、就労ビザ取得のため不当な条件下で働かされたり、言葉が伝わらないからと不利な状況に陥る可能性もあります。

本当に自分のやりたいことかをじっくり考える

日本での今の仕事が嫌だという人以外は、治安もよくインフラも整っている日本で不自由な生活を送っている人は少ないと思います。「なぜ海外に住みたいのか?」「海外で何を成し遂げたいのか?」「人生において何を優先したいのか?」など、自分の選択が本当にやりたいことなのかをじっくり考える必要があります。

海外に住むことがゴールになってしまうと、どんな手段でも海外に住めればいいという思考になってきますが、それだと何のために海外に行ったのかわかりません。「こんな不便で大変な思いをするくらいなら海外に来なければよかった」と日本に帰る人も一定数います。海外に住む「目的」を決めてから行動するようにしましょう。

海外転職に関するQ&A

英語が話せないけど海外転職できるの?

できます。海外転職の方法によって難易度は変わってくるので、語学力に合わせ検討するといいでしょう(詳しくは上記「海外転職にはどんな方法があるの?」で説明していますのでご覧ください)。
また、本当に英語が苦手な方は海外に進出した日系企業向けや在外邦人向けのサービスなど日本人相手の仕事であれば、ビジネスで英語を使う機会は減らせるでしょう。

海外転職するのにまずは何から始めればいいの?

海外転職のためにはまず、行きたい国を決めましょう。行きたい国を決めた後にその国で働く方法を検討して、企業の面接を受けましょう。働く方法は、下記の4種類があります。

  • 海外の企業で現地採用される
  • 海外にある日本の企業で現地採用される
  • 日本の企業に転職して、海外駐在員として海外移住する
  • 留学した後に、現地で就職する
海外転職した場合の給料はどれくらい?

給料は国によって大きく異なりますが、下記が各国の平均年収です。

  • アメリカ:74,738USD(978万円)
  • ドイツ:43,722EUR(約604万円)
  • カナダ:74173CAD(約711万円)
  • オーストラリア:88,929AUD(約788万円)
  • 日本:約443万円

出典:OECD「Average annual wages
※日本円は、2023/1/4の外貨レートで換算

OECDの年収調査対象国に東南アジアは入っていませんが、東南アジア諸国では50万~300万程度の平均年収の国が多いです。

どの国が海外転職におすすめなの?

転職におすすめの国は話せる言語や持っているスキルによって大きく異なります。また、転職する際に何を重視するかによっても大きく変わります。

例えば、英語が話せて日本と時差が少ない国を選びたい方は、オーストラリアがおすすめです。海外移住時は物価が日本より安くて、日本人が比較的多い国に転職したい人はタイやマレーシアなど東南アジアがおすすめです。まずは、海外転職時に自分が最も重視したいポイントは何かを検討しましょう。

海外転職のハードルはどれくらい高い?

海外転職は、職種や国を絞らなければ未経験者でも可能です。ただし、希望条件がある程度決まっている場合、ハードルが高くなる場合があります。

英語が話せず、日本での実務経験がほとんどない状態でアメリカの大企業への転職はハードルがかなり上がります。国によって不足している職種がありますので、その職種を狙うことでハードルが下がることもあります。

また、海外転職のハードルを下げたい方は日本での実務経験と言語能力を上げてから海外転職に臨むことで、海外転職のハードルはぐっと下がります。

まとめ:事前準備をしっかりして海外転職に臨もう!

ここまで、海外転職の方法と手順や流れ、成功させるためのコツなど解説してきました。海外転職する手順は下記の通りです。

  1. 行きたい国を決めよう。
  2. 転職サイトに登録しよう。
  3. 転職サイトのスタッフと相談してどんな職種が自分に合っているかを確認しよう。
  4. 必要書類の作成、面接の準備をしよう。
  5. 試験を受けよう。
  6. 渡航の準備をしよう。
  7. いざ、渡航!

下記が海外転職する方法4選です。

  • 海外の企業で現地採用される
  • 海外にある日本の企業で現地採用される
  • 日本の企業に転職して、海外駐在員として海外移住する
  • 留学した後に、現地で就職する

また、海外転職を成功させるためのコツは下記4点です。

  • 英語の事前勉強をする
  • 日本で学んだこと、実践経験を活かす
  • 給料や待遇を事前に確認しておく
  • 本当に自分のやりたいことかをじっくり考える

海外転職に関して不明な点がありましたら、こちらから気軽にお問合せください。

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