【2024最新版】海外転職までに必要な準備9選を徹底解説！

海外転職に向けては、仕事面や生活面のどちらにおいても事前準備がマストで必要になります。日本での転職活動とやることは大きく異なりませんが、拠点を海外に移すため多くの手続きが必要になります。計画的に進めていきましょう。

本記事では、海外転職に必要な準備9選を紹介していきます。
本記事では下記がわかります。

海外転職のためには準備が必要？

国内での転職活動で準備が必要なように、海外転職をするのにも事前準備が必要です。海外転職は生活環境が変わるので、より入念な準備が必要となります。

海外では、実務経験を重視する企業が多いため日本でキャリアを積んでからの方が海外転職できる可能性が高まります。ただし、各国のビザの情報は頻繁に変わることもあるので、リアルタイムな情報収集がとても重要です。

海外転職した方が周りにいれば、積極的に情報収集するのがおすすめです。今は、SNSでも情報収集可能、転職エージェントや移住エージェントなどのプロに相談することも良いでしょう。

海外転職に必要な準備9選

海外転職をする際には、下記9つの準備が必要です。

具体的なプラン

まずは、具体的な海外転職プランを立てるために情報収集が必要です。

具体的なプランを立てるには、ネットの情報だけでは足りないことも多いです。転職エージェントや移住エージェントに無料相談して、情報収集することも必要です。例として、下記のような年表でスケジュールを当てはめて考えてみましょう。

海外転職の具体的なスケジュール例

実際には、転職先の国や職種ごとに必要な事項を具体的にスケジュールしておきましょう。また、プランＡがうまくいかなかったときのプランＢやプランＣも考えておくと安心です。

国によっては、移民法が頻繁に変更される国もあります。
海外転職の手順は、下記の記事で詳しく解説しています。

語学力

海外転職する際には、語学力は必須となります。転職先の職場でも必要になるが、日常生活でもその国の言語でコミュニケーションをとる必要があります。海外転職を決心したら、すぐに語学の勉強を始めましょう。

転職する国や職種によって、必要な語学力は異なります。
エリア別＆職種別の必要な英語力目安は、下記の表を参照してください。

英語圏	東南アジア	中国・台湾・香港	韓国	ヨーロッパ
営業職	IELTS：7.0以上 TOEIC：860以上	IELTS:6.0以上 TOEIC：700以上	IELTS:6.5以上 TOEIC:750以上 中国語検定：準1級以上 HSK：5級以上	IELTS：6.0以上 TOEIC：700以上 TOPIK：6級以上	IELTS： 6.5以上 ＋現地の母国語
IT・技術エンジニア	IELTS：6.0以上 TOEIC：700以上	IELTS:5.5以上 TOEIC：600以上	IELTS:6.0以上 TOEIC:700以上 中国語検定：2級以上 HSK：4級以上	IELTS：5.5以上 TOEIC：600以上 TOPIK：4級以上	IELTS： 6.0以上 ＋現地の母国語
会計士	IELTS：6.5以上 TOEIC：800以上	IELTS:5.5以上 TOEIC：600以上	IELTS:6.0以上 TOEIC:700以上 中国語検定：準1級以上 HSK：5級以上	IELTS：5.5以上 TOEIC：600以上 TOPIK：5級以上	IELTS： 6.5以上 ＋現地の母国語
保育士・チャイルドケア	IELTS：6.0以上 TOEIC：650以上	IELTS:5.5以上 TOEIC：600以上	IELTS:6.0以上 TOEIC:650以上 中国語検定：3級以上 HSK：4級以上	IELTS：5.5以上 TOEIC：600以上 TOPIK：4級以上	IELTS： 6.0以上 ＋現地の母国語
看護師・介護士	IELTS：6.0以上 TOEIC：650以上	IELTS:5.5以上 TOEIC：600以上	IELTS:6.0以上 TOEIC:650以上 中国語検定：3級以上 HSK：4級以上	IELTS：5.5以上 TOEIC：600以上 TOPIK：4級以上	IELTS： 6.0以上 ＋現地の母国語

海外転職に必要な語学力については、下記の記事で詳しく解説しています。

キャリア/実務経験

海外の国では、学歴よりこれまでのキャリアや実務経験を重視する傾向にあります。そのため、日本で最低3年程度の職歴を積んで、関連職種で海外転職するのがおすすめです。

また、国によっては大学の学部と卒業後の職種が関連している必要があります。例えば、工学部を卒業して生産技術やエンジニア系の職種であれば、関連性が高いのでOKのような感じです。文系の学部を卒業後、ITエンジニアとして働いている人は関連性がないためNGとなる場合もあります。

特にオーストラリアやイギリスなど欧米圏では学部と職歴の関連性が重要となります。そもそもイギリスやオーストラリアでは、不足している職業リストに載っていない職種での転職は非常に難しいです。自分の職種が職業リストに掲載されているかを確認しましょう。

マレーシアでは、大卒であれば3年以上の社会人経験が必要となります。タイでは、肉体労働や理容師、美容師など外国人の就労が禁止されている職業もあるので、注意してください。飲食店やホスピタリティ系の職種で、未経験でも転職可能な職種も一部存在します。

未経験でも海外転職可能な職種は下記で詳しく解説しています。

海外転職資金

海外転職をする際には、国外への転居が伴うので国内転職と比較して資金が必要となります。海外転職者全員が必要な費用と、一部の海外転職者が必要な費用があります。

国ごとに下記のような初期費用が必要となります。
下記記事で詳しく解説しています。

面接/レジュメの準備

海外転職をする際には、国内転職同様に履歴書の提出と面接をする必要があります。海外転職は、履歴書、面接ともに英語またはその国の言語での対応が必要です。

履歴書の書き方が日本の転職活動時とは異なるので、転職エージェントに相談しましょう。履歴書の書き方を教えてくれたり、無料で添削してくれるエージェントも存在します。

面接も事前の対策が必要です。面接で聞かれることは、基本的なことからこれまでの実績やその実績を次の会社でどう生かせるかなどを聞かれることが多いです。聞かれた質問には、結論から話すことを心がけましょう。特に欧米諸国では、結論を話してその後に理由や補足を付ける話し方が好まれるためです。

日本語の面接でも緊張しますが、慣れない英語だとより緊張して頭が真っ白になる可能性があるので、入念に面接対策をしておきましょう。面接対策を提供しているエージェントや英語面接を経験した人の体験談などを参考に、自分だったらどう答えるかをシミュレーションすることが重要です。

日本での事務手続き

海外転職するということは、長期で日本を離れることになります。長期で日本を離れる場合は、さまざまな事務手続きが必要です。具体的には、下記のような手続きが必要になります。

具体的な手続き内容は、今後別の記事で解説予定です。

転職エージェントへの登録(日本にいながら転職活動をする場合)

日本で海外転職活動をする際には、転職エージェントに登録しましょう。転職エージェントは、無料で利用できるエージェントが多いです。求人や、面接対策、ビザの申請サポートなど海外転職に関わる手続きを一括でサポートしてくれます。ビザの手続きなどは複雑なので、個人で実施するよりも転職のプロのエージェントに任せた方が安心です。

また、転職したい国や職種が決まっていない段階でも、無料相談が可能なのでまずは相談してみることがおすすめです。転職エージェントごとに特徴やメリット、デメリットがあるので複数社登録して比較検討するのがいいです。

海外転職におすすめの転職エージェントは下記で解説しています。

まとめ：海外転職に向けての準備は計画的に行った方がいい！

ここまで、海外転職に向けて必要な準備や具体的なプランなど紹介をしてきました。

海外転職に必要な準備9選は下記の通りです。

決めるべき具体的な事項は下記です。

海外転職にMUSTで必要な資金は下記です。

渡航前に日本で必要な事務手続きは下記です。

海外転職に関して不明な点がありましたら、こちらから気軽にお問合せください。