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【徹底解説!】海外転職におすすめの3か国と8か国の転職難易度を解説!

海外転職におすすめの国ってどこ?

自分が行きたい国の海外転職難易度はどれくらいなんだろう?

海外転職をする際に一番悩むのが、どこの国に行くかだと思います。基本的にはどの国も、長期滞在するにはビザや永住権が必要ですが、誰しもが簡単に獲得できるものではありません。

そこで、下記記事では海外転職におすすめな国や転職難易度、国を決めるために大事なポイントについて解説していきます。まだ移住したい国が具体的に決まってない人や、国にこだわりがない人は下記を参考に国を決めることをおすすめします。

目次

海外転職におすすめの国はある?

海外転職におすすめの国は存在する

海外転職におすすめの国はあります。おすすめの国とそうでない国が存在するのは、国によって転職難易度が異なるためです。転職難易度が異なる理由は、下記で詳しく解説しているので確認してください。

本記事では、各大陸ごとに海外転職におすすめの国を数値化して紹介していきます。また、どのようなポイントに気を付けて転職する国選びをすればよいかも解説しますので併せてご覧ください。

総合的に、タイ・ドイツ・オーストラリアが海外転職おすすめの国です!

国によって海外転職の難易度が異なる理由は?

海外転職の難易度が異なる理由は、下記の項目が国によって異なるためです。

転職難易度を左右する重要なポイント

・就労ビザ取得難易度
・公用語(日本語/英語が通じるか)
・治安
・物価
・給与
・日本からの距離

就労ビザが下りづらい国や、英語がそこまで話せなくても就職できる国などさまざまな国があります。下記で海外転職におすすめの国と各国の転職難易度を紹介しています。上記5つの項目を下記のような基準で1~5点で点数で付けして、合計点数を出しています。

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
アジアタイ5点4点3点5点1点5点23点
マレーシア5点4点3点4点1点4点21点
中国5点1点4点5点1点5点21点
ヨーロッパドイツ1点3点4点3点3点2点16点
イギリス1点3点4点3点2点2点15点
北米・オセアニアカナダ3点3点5点3点3点2点19点
アメリカ1点2点4点1点5点2点15点
オーストラリア3点3点5点2点3点4点20点
ニュージーランド3点3点1点3点2点2点14点
各国における海外転職難易度

合計点を総合的に鑑みて、アジア圏ならタイ、ヨーロッパ圏ならドイツ、英語圏ならオーストラリアがおすすめです。特にアジア圏では、欧米圏と比較すると容易に取得できる傾向にあります。ただし、給与は欧米圏の方が高い傾向にあるので、自分の目的に合わせて海外転職する国を選びましょう。

各基準項目

就労ビザ取得:1点→かなり難しい、3点→努力次第で可能、5点→かなり容易
公用語:1点→日本語/英語ともに通じない、2点→上級英語が必要、3点→中級英語が必要、4点→初級英語が必要、5点→日本語が通じる
治安:1点→それ以下、2点→100位以内、3点→50位以内、4点→30位以内、5点→10位以内(出典:economist)
物価:1点→月の生活費1800USドル以上、2点→1700ドル以上、3点→1400ドル以上、4点→800ドル以上、5点→800ドル未満 (出典:Most Expensive Countries to Live in 2023 (worldpopulationreview.com))
給与:1点→31位以下、2点→30位以内、3点→15位以内、4点→10位以内、5点→5 位以内(出典:NUMBEO)
近さ(日本からの距離):1点→それ以上、2点→10,000km以内、3点→8,000km以内、4点→7,000km以内、5点→5,000km以内(出典:Google map)

海外転職におすすめの国と転職難易度(アジア)

タイ(アジアでおすすめの国!)

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
点数5点4点3点5点1点5点23点
タイの点数表

タイは日本から近く、気候が温暖なことから日本人に人気の転職先の一つです。上級レベルの英語が不要で日本語が話せる方がいる場合もあることから転職難易度としては比較的簡単な国に入ります。

親日国で、現地企業の求人に加えて日系企業の求人も多数あり、物価は日本よりも安いですが給料は15万円以上/月のことが多いです。物価的に、十分な生活を送ることができるでしょう。

美容師や観光地のツアーガイドなど外国人の就労が禁止されている職種もあります。また、バンコクは交通の便も整っており英語や日本語を話す人が多いですが地方では英語が通じず、交通の便が整っていないエリアもあります。

マレーシア

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
点数5点4点3点4点1点4点21点
マレーシアの点数表

マレーシアもタイと同様に日本人から人気の転職先の一つです。マレーシアも欧米圏と比較すると就労することは難しくないです。マレーシアで就職するためには、就労ビザが必要になります。

就労ビザは1~5年の間で発給され、大卒+3年以上の職歴もしくは専門卒+5年以上の職歴がマスト条件になります。いずれの学歴でも就労経験が必要となるため、日本で就労経験を積んでからマレーシア転職を考えるのがおすすめです。

首都のクアラルンプールでも日本より物価が低いので、日本でお金を貯めてから行くことで経済的に余裕のある暮らしができます。

中国

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
点数5点1点4点5点1点5点21点
中国の点数表

中国にて長期で就労するためには、ポイント制のZビザを取得する必要があります。Zビザ取得のためには、中国語と日本での職歴が必要です。

中国語はHSKの取得級によって異なるので、事前にHSKの資格を取っておくといいでしょう。職歴は2年以上からポイントを付与されるので、日本の職歴が2年以上は最低でも必要となります。職歴の年数が多ければ多いほどポイントは加算される方式です。

中国の各地域によって平均年収や物価が大きく異なります。上海や北京など大都市では、求人も多く生活レベルも安定しているので、最初は大都市に転職するのがおすすめです。

海外転職におすすめの国と転職難易度(ヨーロッパ)

ドイツ(ヨーロッパでおすすめの国!)

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
点数1点3点4点3点3点2点16点
ドイツの点数表

ドイツは、欧州の国の中では比較的ビザが取りやすい国ではあるが、アジアの国と比較するとやや難しめです。2020年3月に「専門人材移民法」が施行され、特にIT系の専門人材を積極的に受け入れて行こうという取り組みがスタートしました。移民を受け入れない方向に進んでいる欧州の国がある一方で、ドイツは専門人材移民を受け入れて行こうとしています。

ドイツ語がわからなくても、英語ができれば就職できることも多いです。ただし、日常生活ではドイツ語が必要な場面もあるので、ドイツ語も勉強しておくと良いでしょう。

欧州の中で、ドイツは日系企業の進出数が多いのも特徴です。日系企業では、日本語が話せることが有利になるので、日系企業への就職は日本人に有利になる可能性が高いです。

イギリス

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
点数1点3点4点3点2点2点15点
イギリスの点数表

イギリスは、転職の難しい国に分類されます。イギリスの就労ビザはポイント制の就労ビザで、70ポイント以上取ることが必要ですが、70ポイント取得には語学力や職歴・学歴など総合的な能力を高めておく必要があります。

ある一定以上の英語力の証明とイギリスの企業からのスポンサーを証明しなければなりません。英語力は、CEFERのB1レベル、IELTS4.0以上が最低限必要となります。

職業は、イギリスで不足している職業で従事する必要があります。就労ビザを取得するために制限が複数あり、移民に関するルールが変更になることも多いので自分での情報収集に加え、就職のプロに相談することをおすすめします。

海外転職におすすめの国と転職難易度(北アメリカ)

カナダ

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
点数3点3点5点3点3点2点19点
カナダの点数表

カナダは就労が難しい国に分類されます。カナダにおける一般的な就労ビザには、英語力と雇用主のスポンサーが必要となります。

日本からスポンサーになってくれる雇用主を探すのは正直難しいです。ワーホリで渡航して、スポンサーになってくれる雇用主を見つけて就労ビザ取得につなげるのがいいでしょう。カナダではワーホリビザの取得ができるのも特徴の一つです。

ワーホリの期間にカナダの労働環境や人間関係など実際の雰囲気を知ることができます。カナダを含め欧米諸国では経験を重視した即戦力を必要とするので、新卒での就職は難しいです。日本で就労経験を積んでからカナダに渡航するのがおすすめです。

アメリカ

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
点数1点2点4点1点5点2点15点
アメリカの点数表

アメリカも転職が難しい国の部類に入ります。アメリカへ転職する際には、H-1bという就労ビザを取得するのが一般的で、H-1bも他の欧米圏と同様に雇用主のスポンサーが必要となります。

日本からスポンサーになってくれる雇用主を見つけていくのは困難なので、アメリカの大学や大学院を卒業した後に卒業ビザを取得して就労ビザにつなげる方法がおすすめです。

また、STEM(Science、Technology、Engineering、Mathmatics)に関する学部を卒業した人は、24か月卒業生ビザを延長できるのでより就労ビザを取得できる可能性が高まります。H-1bビザは抽選で選ばれなければ取得できないので、就労ビザ取得のためには運も必要です。

海外転職におすすめの国と転職難易度(オセアニア)

オーストラリア(オセアニアでおすすめの国!)

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
点数3点3点5点2点3点4点20点
オーストラリアの点数表

治安や天候が良く、のんびりした雰囲気のオーストラリアは日本人にも人気の国となっています。 オーストラリアは、英語が公用語の国のためどこで働くにも英語が必須となります。また、就労ビザの難易度は比較的高いです。

日本で働いていた就労経験があってその職種がオーストラリアの不足している職種に当てはまれば、就労ビザ(サブクラス482)を取得できる人もいますが、なかなか難しいのが現状です。オーストラリアで就労や永住を目指す人は、まずオーストラリアの専門学校や大学を卒業してその後に就労や永住につなげる方がおすすめです。

短期間の就労が目的であれば、就労ビザではなくワーホリビザでも就労可能となります。就労ビザや永住権を取得する方法は複数用意されていますので、オーストラリア政府HP(https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/permanent-resident)で自分に合った方法は何かを調べてみましょう。

ニュージーランド

就労ビザ公用語治安物価給与近さ合計点
点数3点3点1点3点2点2点14点
ニュージーランドの点数表

ニュージーランドは、オーストラリアと条件がかなり似ています。オーストラリアとニュージーランドは同様の不足職業リストを使用しています。ニュージーランドは、日本からの距離が近く治安も比較的よいため、海外転職にはおすすめの国です。

就労ビザはオーストラリア同様に比較的難しいため、オーストラリア同様に専門学校や大学に行ってから就労ビザや永住権を取るのがおすすめです。一時的に働きたいだけの場合は、ワーホリビザもあるのでワーホリビザで就労したり、インターンシップで働くこともできます。

海外転職する国を決める際のポイント5選

自分が住みたい国か

まずは、自分が住みたい国なのかどうかが一番重要です。住みたいと思う国であれば、就労ビザ取得が難しくても挫けずに頑張ることができます。

住みたい国がすでにある方は、その国に留学してから就労ビザにつなげる方法もおすすめです。まだ住みたい国が決まっていない人は、転職活動をする前に旅行などで短期的に色んな国に行ってみるのもいいかもしれません。ワーホリビザを発給しているオーストラリアやカナダなどに行ってから決めるのも一つの方法です。

就労ビザの難易度

国によって就労ビザの難易度は異なります。アジア諸国への転職難易度は、欧米諸国と比較すると低めです。難易度が比較的低いアジア諸国へ行くのか、難易度の高い欧米諸国へ行くのかは慎重に考えましょう。

まずはアジアへの転職をして、実績を作ってから欧米諸国に転職する方法もおすすめです。特に就労に学歴や職歴が必要な国では、日本でしっかりと準備していく必要があります。自分の現在の学歴や職歴で行ける国があるのか、各国の就労ビザ条件を確認してみましょう。

語学力

どの国へ転職する際にもその国の語学または、英語力が必要です。日本語だけで就職できる国はほとんどなく、どの国でも最低限日常会話レベルの語学力は必要です。英語圏ではもちろん英語が必要となるが、英語圏以外の国でも英語力があれば就職できることもあります。

ただし、日常生活ではその国の言語が必要となる場合が多いです。その国の言語も日常会話程度話せると、就職に有利になるだけでなく現地での生活も楽になります。語学力は日本で勉強してある程度準備しておきましょう。海外転職をする際は、1年くらい前から計画をしっかりと立てておくことが重要です。

物価/給料

物価や給料も国を決める上で重要なポイントの一つです。まずは、日本より物価や給料が高いのか低いのかを調べましょう。日本より極端に物価が高い都市や極端に低い都市に行くと、生活環境が大きく変わってストレスになる場合もあります。どの国も物価や給料に多少の違いはありますが、現状の物価や給料と極端に違う都市への転職は避けたほうがよいかもしれません。

アジアへの転職を考えている方は、比較的物価や生活レベルが安定した大都市への転職がおすすめです。欧米圏は日本と同水準または高い国が多いので、どこまでの違いを許容できるか考えておきましょう。家賃や日用品にどれくらいの費用がかかるかは事前に調べて比較しておくことをおすすめします。サンフランシスコやシドニーの物価については、下記記事でも詳しく解説しています。

治安/インフラ

治安や都市のインフラも就職先を選ぶ際に重要なポイントとなります。現地で住んでいるときにトラブルに巻き込まれたり、盗難が多発するとエネルギーを使いストレスにつながります。イギリスの新聞Econimist(https://safecities.economist.com/)が安全な都市ランキングを2年ごとに発表しているので参考にしてみてください。

また、アジア人差別が見られる国もあります。その国に住んでいるまたは過去に住んだことがある人に話を聞くのが一番おすすめです。SNSで容易にその国に住む日本人と連絡が取れるので、一度聞いてみるとよいでしょう。その国や都市にどの程度日本人含むアジア人がいるかも調べておくことも有効です。

交通インフラや病院がどの程度あるかも事前に調べておきましょう。語学力が不安な方は、日本語が通じる病院があるかも調べておくと安心です。病気やケガをした際に、語学力不足でコミュニケーションが取れないとストレスや不安に感じることがあります。大都市には日本語が通じる病院もありますので、事前に調べておくことで安心して渡航することができます。

まとめ:転職難易度なども踏まえて行きたい国を決めよう!

ここまで、海外転職におすすめな国3選と、人気8か国の転職難易度国を決めるためのポイント5選について解説してきました。

海外転職におすすめな国3選は以下の通りです。

  • タイ
  • ドイツ
  • オーストラリア

海外転職をする国を決めるためのポイント5選は下記の通りです。

  • 自分が住みたい国か
  • 就労ビザ難易度
  • 語学力
  • 物価/給料
  • 治安/インフラ

海外転職に関して不明な点がありましたら、こちらから気軽にお問合せください。

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